こんにちは^^
みりんおやつのレッスンに向けてのブログ第三段!今日は、本みりんの効果・効能について、書いていきたいと思います。
本みりんの効果・効能
まずはお料理の面から(*^^*)
本みりんは、こんなうれしい効果を、お料理にもたらしてくれます。
- 上品な甘さ
- テリとツヤ
- うまみ
- 香り
- 消臭
- 煮崩れ防止
たくさんありますね ♪ 笑 では、順番に詳しくご紹介していきます。
1.上品な甘さ
甘さの成分である糖。同じ甘味をもたらす砂糖には、強い甘みをもつ、ショ糖しか含まれませんが、本みりんは、ブドウ糖やオリゴ糖をはじめとする約10種類の糖類が含まれます。おだやかな甘みをもつ、多種類の糖類で構成されているので、上品で、まろやかな味に仕上がります。
2.テリとツヤ
本みりんには、照りとつやに有効な糖類が含まれています。お料理で加熱することによって、照りとつやがでます。お料理って、見た目もすごく大切だから、照りつやを出すことで、味覚だけじゃなく、視覚も満たしてくれます。
3.うまみ
本みりんには、旨味成分と呼ばれるアミノ酸、グルタミン酸やアスパラギン酸が含まれています。その旨味成分が、多種類の糖類や他の成分と合わさって、お料理に深いコクとうまみを引き出してくれます。
4.香り
フェルラ酸エチルやフェニル酢酸エチルなどの香気成分が、加熱する過程で、甘い、いい香りを出してくれます。
5.消臭
アルコールやアミノ酸、有機酸などの反応で、魚などの生臭さを消してくれます。
6.煮くずれ防止
アルコールが素材に浸透して、身を引き締めてくれるため、煮くずれを防いでくれます。見た目が美しいだけでなく、うまみ成分も逃しません。
味、香り、見た目。あらゆる面からお料理をおいしくしてくれます。
次に、栄養価について(*^^*)
本みりんには、糖化・熟成の過程でできる、アミノ酸やビタミン、有機酸などの、砂糖にはない栄養成分がたくさん含まれています。
これらの栄養素が、さまざまな栄養効果をもたらしてくれます。
1.腸内環境を整える
オリゴ糖や有機酸は、善玉菌を増やしてくれたり、腸内を酸性に保ってくれるので、腸内環境を整えてくれます。(腸内が酸性だと、善玉菌が優勢、アルカリ性だと悪玉菌が優勢となります。)
腸内環境が整うと、健康・ダイエット・美肌・免疫力アップ・精神の安定など、さまざまな健康効果があります。
2.疲労回復
疲労回復効果のある、クエン酸、アスパラギン酸、ロイシンが含まれていて、夏バテにも効果的です。
3.代謝促進
本みりんに含まれるビタミンB6は、たんぱく質を体の構成要素に変えてくれる働きをする栄養素です。髪や爪、肌の健康を維持してくれるので、美容効果もありますね。
このように、本みりんはお料理をおいしくしてくれるだけでなく、栄養がたくさん含まれる、素晴らしい伝統調味料なのです。
同じ甘味なら、わたしはなるべく、砂糖よりも本みりんを選びたいなと思います^^
こちらは、試作したみりんと甘酒の発酵アイスクリーム!
みりんチョコレートに続いて、旦那さんから「めっちゃおいしいーーー!!!」をいただけました ♪ 笑
レッスンでお伝えできたらなと思います(*^^*)
アイスクリームが食べたくなるこの季節、栄養たっぷりで、夏バテにも効果のあるみりんと甘酒でできた、濃厚なアイスクリームはいかがですか? ^^
次回は、スイーツの甘味としての本みりんの活用をお届けします。
どうぞ、お付き合いください ☺︎
では、今日はここまで ♪
素敵な土曜日の夜をお過ごしください(*^^*)